砥部町宮内から

砥部町千足から

松山城から、障子山を中心に

白滝山から

障子山(しょうじさん)
伊予市鵜崎/砥部町鵜
標高885m
別名・大戸山
▲山頂の三角点
点 名 障子山
種別等級 一等三角点
地形図 松山南部
緯 度 33°42′19″.1792
経 度 132°45′54″.8223
標 高 884.94m
所在地 愛媛県伊予市砥部町鵜ノ崎397番地

道後平野の南辺、砥部町から伊予市にかけて連なる山並みが特徴的に大きく盛り上がったお山が障子山です。
頭一つ飛び出た、なだらかに大きな楕円の山容は遠くからもよく目立ち、伊予八景に選ばれるなど、古くから愛されてきました。

皿ヶ嶺連峰県立自然公園。
伊予八景。
四国百山。

雪に白く染まった姿が障子戸のようだったことが由来と云われます。
江戸時代、大洲藩候が大戸と呼んだことから「大戸山」という別称もあります。
また、広田の方言で“障子”は、小さい川、細流の意味があります。
障子山は東西に長い峰を持ち、小さな沢・谷もいくつも有していますので、広田の方言が由来かも知れません。

山を二分するように町境が通り、東側が砥部町、西側が伊予市に属しています。
山全体としてはほぼ等しく人工林に覆われ、違いはありません。
登山口のある鵜の崎峠も二分され、峠の左右に同名の“鵜崎”集落が存在しています。
砥部側は“鵜の崎”と表記されています。

鵜の崎峠(標高430m位)は砥部町と伊予市大平を結ぶ県道沿いにあります。
砥部の中心部から約7km、車で十数分の距離にあります。
周辺は山また山の、新緑の季節から紅葉の秋まで自然豊かな景色に包まれています。
鵜崎集落は双方合わせても十数軒ほどの小さな集落です。
午後には障子山の影にすぐに包まれる北斜面に段々畑が築かれています。

南麓の天翅地区はゴルフ場に利用されています。

登山道は鵜の崎峠を起点に3方面から登ることができます。
障子や戸の漢字が表すように、急激に立ち上がった山の四方は急傾斜地が多い。
そのため、登山道はいずれもジグザグと少しずつ高度を稼いで行きます。
伊予市側・鵜崎から西回りに登る登山道には小学生が立てた道標など、案内が多数あり、迷う心配がありません。
砥部側の東尾根には切り捨て伐採が目立ち、迂回を余儀なくされる場面があります。
山頂部には砥部/伊予の境に沿った直線の道が林を分けるように拓かれています。
一等三角点がある山頂は、たくさんの山頂標が並んでいます。
周囲は木立に包まれ、遠望は望めません。

13.5km 松山
13.2km
伊予IC 千足
3.2km 6km
大平 7.7km 鵜ノ崎峠
障子山
 
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