砥部町千足から

白滝山(しらたきやま)
愛媛県伊予市鵜崎、両澤/砥部町鵜崎
標高503m
別名・ウシコロベ
▲山頂の三角点
点 名 向山
種別等級 四等三角点
地形図 松山-松山南部
緯 度 33°43′08.9189
経 度 132°45′32.5509
標 高 503.78m
所在地 愛媛県伊予市大字両沢字向山乙76-9番地 俗称ウシコロベ
権現山(ごんげんさん)
愛媛県伊予市両澤/砥部町大角蔵
標高479m
※三角点はありません。

白滝山権現山は、伊予市と砥部町の境をなす山並みです。

障子山を頂点とする奥の山山地と、谷上山・行道山の前山山地の間に位置します。
鵜の崎峠から砥畦峠へ連なる大小のピーク群に属しています。
どちらも地図に名前は載っていません。

白滝山は中世城趾が残るお山です。
山頂に白滝(白瀧)城という名のお城が築かれていました。
正確な築城年代、初代城主は不明です。
鎌倉時代、越智経孝が源実朝により中村の姓と所領を与えられ、城主として入城しました。
5代にわたり居城し、その間、現在の伊予市の唐川、稲荷、米湊を所領していました。
天正7年(1579)、5代城主・経房の時、四国統一を謀った長曽我部元親の大軍に包囲され、落城しました。
経房は所領を没収され、子孫はその後、砥部の外山地区に移りました。
そして、加藤嘉明により命じられた庄屋の職を代代受け継いでゆきました。
白滝城趾は、三段になった郭の跡や堀切が残るのみで、城としての規模は決して大きいものではありません。
三角点の近くに小さな祠が祀ってあります。

権現山は、白滝山から尾根繋がりのお山です。
稜線上には露出した岩が多く見られます。
権現山山頂は特に大きな岩盤が露頭し、西側は岩尾根となっていて、木が生えていない分、見晴らしも良好です。
山頂には小さな祠が祀られています。
太いロープが東側と北側の急傾斜地に、町境に沿うように設置してあります。
残念なことですけど、岩尾根には、岩盤の表面を削って描かれた落書きがいくつも残されています。

13.5km
13.2km
伊予IC 千足
3.2km 6km
大平 7.7km
鵜ノ崎峠 白滝山 権現山
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