高森山、大登山は、市町村合併で内子町となった内子と五十崎の町にある小振りなお山です。
肱川の支流・小田川に向かって緑の扇状地を拡げる五十崎の町の南に高森山、北に大登山が位置しています。

内子は梨や柿、ブドウ、栗など、フルーツ栽培が盛んで、観光農園も多数ある町です。
人工林に覆われた高森山、大登山にも、日当たりの良いなだらかな森の中で、柿や栗の畑に度々出会います。
秋になると栗のイガが路上に散乱していたりします。
大登山の山頂には大規模に拓かれた公営農地があり、柿栽培が盛んで、11月頃、柿狩りも楽しめます。
高森山の北麓にある内子にある道の駅「フレッシュパークからり」にて、四季折々の農産物を購入することができます。

どちらのお山も山頂付近まで車道が整備されていて、楽に上ることができます。

高森山山頂にはTV、携帯電話の中継局のアンテナが林立し、麓からの良い目印になっています。
ドコモのアンテナ施設の脇には石鎚神社が鎮座し、お社の裏には天狗の小さなレリーフが安置されています。
電波設備がある関係で遮蔽になる木木が伐採され、見晴らしも良好です。

大登山は、五十崎から御祓(みそぎ)地区へ向かう道沿いから簡単アクセス。
柿畑が拡がる山頂付近は特に北に向かって展望に優れていて、喜多から伊予中山に属する山山を標高の割に多数、一望することが出来ます。