上林から

井内から

鍵山(かぎやま)
愛媛県東温市上林、井内
標高804m
※別名:象ヶ森
▲東尾根上の三角点
点 名 象ケ森
種別等級 四等三角点
地形図 松山-松山南部
緯 度 33°45′12.8973
経 度 132°54′31.4963
標 高 703.33m
所在地 愛媛県東温市大字井内字ヲリカケ371-4番地

鍵山は、皿ヶ嶺のそばにあり、南北に大きくなだらかなカーブを描く稜線が特徴的なお山です。
東西には狭く、上空から見ると楕円状で、真横から見ると象の背中のような姿をしています。
井内側から見ると、北麓にある638mのピークは象の頭のようです。
三角点名の「象ヶ森」もそこに由来しているのかも知れません。

「鍵山」は現代の地図には載っていない山名です。
古い山名で、明治時代の浮穴郡地図に記載が見られます。

浮穴郡地図、鍵山は左上の水色の部分。

“ぜんしヶ森”の下、旧かな使いの「か起山」が鍵山です。

現代の地図に「鍵山」はありませんが、花山地区から南麓へ通じる林道の名前「鍵山線」に用いられています。

山林はほとんど人工林ですが、緑濃く、豊かで、湧水も豊富です。
東は井内川、西は拝志川に流れ込む小川を発し、井内側はかなり上部まで開墾され、水田や民家があります。

北麓、南麓に尾根を東西に横切り、上林地区と井内地区を結ぶような道が地形図に描かれています。
山頂に至る登山道は書かれていませんけど、登山道は少なからず存在します。
東西に横切る小径を登り、尾根伝いに南北から登るルートの他、西麓の618mまで通じている林道終点からも山頂にアクセスすることができます。
北尾根から登るルートは三角点手前の岩場の登攀に注意が必要です。
南尾根には細尾根があります。
林道終点から登るのがもっとも楽です。

鍵山の北には利山と井内下を結ぶ“花山越”という古い峠があります。
井内側は未舗装ですが、車で越えることも可能です。

12.3km 6km 則之内
田窪 800m 4km
1km
1km
1km 400m 2.5km 井内
利山 花山越 600m
 上林小学校 1.2km 600m 北峰
林道終点 鍵山
4km 1km
1.3km 中野口
南峰 南峰
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