南三方ヶ森へ行こう！登山口・登山道について

南三方ヶ森は、山頂で合流する三つの尾根を通り、おおよそ5カ所から登ることができます。
北尾根、西尾根、東尾根の三つの尾根すべてに縦走路があり、
どこから登るにせよ、ひとまず尾根に乗らなければいけません。

もっとも近い登山口は、東温市側、黒滝林道終点付近にある砂防ダム。
東三方ヶ森・中三方ヶ森方面からの東尾根縦走路と合流し山頂へと至ります。
但し、黒滝林道は地滑り多発地帯で終点まで車で近づけないことの方が多く、
1時間以上の林道歩きが必要になる場合もあります。
また、山頂東端の崩落地・地滑りを慎重に通過しなければなりません。

次に近い登山口は、松山市側、愛媛大学農学部附属演習林の奥にある石手川の水源から。
林道終点、水源の谷に挟まれた細尾根を登り、
北三方ヶ森・水ヶ峠方面からの北尾根と合流、魚谷森を経由して山頂へ至ります。
演習林入口のゲートが閉じていた場合、こちらも長距離の林道歩きが必要です。

北尾根、西尾根、東尾根を縦走して山頂を目指す場合、
もっともアクセスしやすいのは北尾根です。
水ヶ峠直下まで林道が通じているため、1分足らずで尾根に乗ることができます。

西尾根はひとまず、松山市最高峰の明神ヶ森に登る必要があります。

東尾根は東三方ヶ森か中三方ヶ森にひとまず登る必要がありますが、
今治側にある木地奥林道を利用すれば楽です。
けれど、国有林に入る部分にゲートがあり、無許可では進入できません。
2時間近い林道歩きが必要となります。

黒滝から