中津明神山へ行こう!
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中津渓谷~スカイパーク~山頂
距離 約16km
標高差 約1400m
国道・県道
林道
徒歩
下記写真の場所
  

国道33号線で県境を越え、高知県へ。
「←中津渓谷 吾川スカイパーク」
信号交差点から左の坂道・県道363号中津公園線へ。



名野川地区の集落を抜けると、
中津渓谷の美しい渓流が目に飛び込んできます。
朝早かったからか、鯉のぼりはまだ寝ぼけ気味。
みやげ店の脇には渓谷の遊歩道入口。
中津橋を渡れば-

温泉宿泊施設の「ゆの森」があります。
日帰り入浴可能なので、
高知に行った帰りにでも寄り道したい温泉です。

  

中津渓谷の案内。

苔むした路肩から、花がお出迎え。

一瞬、ホンモノかと思った手すりのオブジェ。

戻って、公衆トイレがあるUカーブから、
県道をどんどん上って行きます。

S字に高度を稼いだところで、「ゆの森」を見下ろして。



「←石柱 渓谷入口→」
ちょっと寄り道して-

エメラルドグリーンの清流に立つ、
「石柱」を見学です。

石柱

土佐藩政中期(元禄末期)山之内氏の儒者緒方宗哲編と推定される土佐州郡志に次の記事あり。

下名野川釜淵、
其淵甚深中心有石如柱
立去水面三間囲七尺許

約6万年前からの水の浸食によりできたと言われる

県道は極端に狭くなって、
岩屋のように岩盤がせり出した場所を通過します。
この先もほとんど、1.5車線です。
地元車もそれなりに行き交っているので安全運転で。



途中にあった普通の堰ですが、
あまりに水がきれいだったので立ち止まって見入ってしまいました。
エメラルドグリーンの水に細かい泡が混じって、まるでソーダ水みたい。
高知の清流は心が洗われるくらい、キレイです。



「←明神山頂まで10km スカイパークまで2.2km」
道標が要所要所にありますので分岐路でも安心です。

清流とはここでさよなら。

  

「県立自然公園案内図」

途中にある分岐も道標を確認して直進。



  

中津渓谷入口から8.5kmにある「吾川スカイパーク」のゲレンデです。
でっかいロングターンを決めたくなるような、
気持ち良さげなゲレンデ。
その背後に、中津明神山が見え隠れしています。
夏は山頂から降りてくるパラグライダーに会えるかも。
右の、ゲレンデに沿った坂道を上ると-

道端に大きなトチノキがありました。

大山祇神社のトチノキ(トチノキ群)

1、樹  令  800年
2、胸高直径  260cm
3、樹  高  25m

 昔々、土佐の山々にも木地師と云われる人々が住いしていた頃の話。
 これらのトチノキの立派さに目をつけた木地師が、木地材にしようと、トチノキが傾いている側の土地の所有者から買取り、翌日伐採に来てみると、トチノキは反対側の大山祇神社の境内側に傾き逃げ込んでいたため伐採を免れ、今日に樹の命を継いでいると云われています。

高知県緑化推進委員会
保存管理者 大山祇神社

ゲレンデ上部に管理棟。

パラグライダー用の風向計。
奥の尾根は中津明神山と猿越山を繋ぐ尾根。

ゲレンデを見下ろして。
直滑降してみたい…。



スカイパークを後にして森の中へ。

新緑の中、美味しそうな水が豊かに流れ下っていました。



この先、ずっと、くねくねカーブの連続です。
スカイパークから先に人家はひとつもありませんが、
道路工事のダンプやトラックが降りてくることがあります。
自分たちのような観光客の車も下ってくるので、
景色が良くてもよそ見は厳禁です。



  

中津渓谷入口から14km。
標高も1300m越え、視界が一気に拡がりました!
中津明神山から雑誌山へ連なる尾根も見えてきました。
道幅が一段と狭くなりすれ違える待避所も少ないので、対向車には早めに注意を。
おまけに、ガードレールもほとんどないようなものなので、
休日など、観光シーズンは慎重に!

S字カーブから見えた山頂とドームアンテナ。

黄緑色の草原がさっき通ったスカイパーク。
ゲレンデが小さく見えるほどの高さになってました。

ツツジ越しに山頂を。



  

中津渓谷入口から15km。
猿越山方面へ延びている林道の入口です。
林道は砂利道です。

道端に黄色いタンポポ。
いよいよ山頂直下。
反時計回りに山頂を目指します



遥か石鎚方面を遠望できる北西斜面。
右の路肩は高度差のある谷になっているので、
スクーターで走るのがちょっと恐かったです。



レーダードームが間近に見上げる辺りから-

砂利道に変わりますした。
もう周囲はササ原の高原状態で、天気さえ良ければ見晴らし絶好!



終点に到着。

鳥居の向こう、山頂まで数十歩。

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